資金調達・節税対策・独立開業・事業計画

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節税対策について一般的な事項は次の「節税対策チェックリスト」にご紹介しております。ここに記載した事項をチェックして、皆様の節税対策にお役立て下さい。

ただし、これらの事項の中には、「節税を行うために会社の資金が流出する場合」や、「単独で行う場合には節税につながっても、複数の事項を行うことにより、節税効果がない場合」もあります。

また、「節税ばかりを重視するがあまりに金融機関からの資金調達ができなくなってしまっては全く意味がありません。よく御社の顧問の税理士とご相談の上ご利用下さい。

なお、私どもでは銀行出身のスタッフがおりますので、資金調達とのバランスを考え、会社の将来を強くする前向きな節税のサポートを行っております。是非ご相談下さい。


節税対策チェックリスト
 ・御社の事業における場面別に分けてご紹介しております。
 ・複数の場面に該当する項目については印をつけております。
 ・消費税関連については事例形式になっております。
 ・対策を行うために新たに資金が必要な事柄については「お金が必要か」欄で○としております。

○ 基本

項目

お金が
必要か

備考
月次試算表を毎月早く作っていますか 時期が早く正確なほど節税対策ができます。
正確な帳簿作成と領収書等の整理を行っていますか 税務署の信頼が得られ税務調査でも認められる割合が高くなります。
現金管理はきちんとしていますか 現金管理が不正確だと税務調査で指摘を受ける可能性が高くなります。なるべく、振込・振替等を利用し現金処理をなくしていきましょう。

○ 開業時

項目

お金が
必要か

備考
会社設立前にかかった領収書は保存していますか 開業準備のために支出した費用は「開業費」として設立後の会社の費用として計上できます。ただし、従業員の給与や建物・土地の賃借料等開業費に含めてはならないものもあるので注意が必要です。
節税に適した決算日の決め方はありますか 資本金が1,000万円未満の場合、消費税では1期目と2期目が免税となります。よって、設立日から最初の決算日までの期間を長く取った方が節税となります。

○ 期末直前時

項目

お金が
必要か

備考
未払費用の計上漏れはないか 締め日が20日の場合、21日から月末までの支払い分についても経費計上が可能です。未払費用をくまなく探しましょう。
固定資産税は未払計上していますか 固定資産税を分納している場合、未払い分も費用にできます。
役員退職金・従業員退職金用の保険は掛けていますか 養老保険等保障の面だけでなく、節税にも効果のある保険があります。また、保険料を年払いにすると節税効果がアップします。
不良在庫はありませんか 売れ残り在庫は赤字売却も考えます。売却できない在庫は廃棄も検討したほうがよいかもしれません。
除却できる固定資産はありませんか 固定資産台帳には載っているが実際にはない固定資産はもちろん、使用していない固定資産は除却を検討します。
また、廃棄前であっても一定の条件を満たせば除却できます。
すぐ使用するような消耗品の購入 経費を使うので節税にはなりますが資金は流出しますので、あくまでも必要なものの購入にしましょう。
決算賞与の支払いを検討しませんか 一定の要件を満たせば、賞与の未払計上が認められます。
今後1年以内の費用を前払いできます(短期前払費用の活用) 今後1年以内の費用の前払いが費用として認められます。ただし継続適用なので、節税効果は適用した期のみです。また、資金繰りの悪化には注意が必要です。
売掛金や受取手形に不良債権はありませんか 回収の見込のない不良債権は積極的に切り捨てるべきですが、貸倒れ処理をするには一定の要件が必要です。
貸倒引当金は計上していますか 資金の流出がなく節税ができます。必ず計上しましょう。

○ 資産購入・保有・売却・廃業時

項目

お金が
必要か

備考
資産購入した場合に諸経費も資産にしていませんか 車など資産を購入した場合に、重量税・自動車税・保険料は資産に含める必要はありません。また取得税なども費用処理することが可能です。
中古資産を取得しましたか 中古資産は経過年数によって、新品の耐用年数よりも短い年数で減価償却できます。
建物等の修繕について全て資産計上していませんか 修繕費用は、資産計上ではなく費用になる場合もあります。
20万円未満の修繕は明らかに修繕費となりますが、その他は税理士に相談しましょう。
資産の購入予定があります。リース取引を考えたほうが良いですか リースは節税対策として一般的ですが、税務上の有利・不利についてはそれぞれ一長一短です。よく税理士に相談してください。
30万円未満の資産を購入しましたか 30万円未満の資産は資産計上せずに購入した期の費用になります。
IT機器を購入しましたか IT投資促進税制により、H15.1.1〜18.3.31の間に購入した一定のIT機器については税額控除or特別償却が適用できます。
特別控除と特別償却はどちらを選択しますか 資産を購入した際に、その資産の減価償却について初年度にプラスすることができる特別償却と税額から一定額を控除する特別控除を選択できる場合があります。御社にとってどちらが良いかはケースバイケースです。顧問の税理士にご相談してください。
固定資産税は未払計上していますか 固定資産税を分納している場合、未払い分も費用にできます。
陳腐化償却が適用できないだろうか 国税局長の承認が必要ですが、技術の進歩等により資産が著しく陳腐化した場合は、通常の減価償却費に陳腐化償却費を加算できる場合があります。
除却できる固定資産はありませんか 固定資産台帳には載っているが実際にはない固定資産はもちろん、使用していない固定資産は除却を検討します。また、廃棄前であっても一定の条件を満たせば除却できます。
有価証券は購入した時に比べて何割下落しましたか バブル期などに購入した有価証券が、購入時と比べて5割以上下落している場合には、評価損が計上できる場合があります。
有価証券・ゴルフ会員権の処分の検討 有価証券・ゴルフ会員権等が購入時と比べて時価が下落している場合には売却して、売却損の計上を検討します。
会社所有の土地を売却しました。顧問の税理士さんは消費税の納付額が増えると言っていますがどうにかなりませんか 消費税は「預かった消費税」から「支払った消費税」を差し引いて納付するのが基本です。但し、土地のように非課税の資産を多額に売却した場合は、「支払った消費税」が全額差し引けないことがあります。
 その場合には救いの手が使える事があります。是非ご相談ください。

○ 給与・退職金

項目

お金が
必要か

備考
役員報酬の増額を検討されませんか 株主総会の決議が必要です。また、過大役員報酬とならないようにするためにも、よく税理士に相談してください。
役員退職金の支払いはこんな場合にも可能です 常勤役員が非常勤役員になった時や、取締役が監査役になった時でも役員退職金の支払いが可能です。
役員報酬は適正ですか 支払う立場の会社と、貰う立場の役員で最小の税額になるようにシミュレーションします。是非ご相談ください。
決算賞与の支払いを検討しませんか 一定の要件を満たせば、賞与の未払計上が認められます。
使用人兼務役員に対する賞与は費用にしていますか 取締役営業部長のように、取締役以外の業務に従事している場合には、賞与が費用になる場合があります。

○ 一般経費

項目

お金が
必要か

備考
旅費規程は作成していますか 旅費規程を作成していれば、一定額の日当についても費用処理できます。
社員旅行、忘年会、新年会等の経費を福利厚生費処理にしていますか 一定の要件さえクリアすれば、交際費にする必要はありません。
広告宣伝費を交際費処理していませんか お年賀に渡す社名入りのカレンダーや、3,000円以内の景品などは広告宣伝費で費用処理が可能です。
会議費を交際費処理していませんか 商談等で3,000円程度の昼食であれば会議費で費用処理が可能です。
小規模企業共済・中小企業倒産防止共済は加入していますか 両者とも全額費用として計上できます。

○ 消費税

項目

お金が
必要か

備考
会社設立に際して、節税に適した決算日の決め方はありますか 資本金が1,000万円未満の場合、消費税では1期目と2期目が免税となります。よって、有限会社や1円会社では、設立日から最初の決算日までの期間を長く取った方が節税となります。
消費税の申告には2つの計算方法があると聞きましたがどちらが得ですか 2年前の売上が5,000万円以下の事業者の方は「原則課税」と「簡易課税」のどちらかが選択できます。「簡易課税」を選択する場合は届出が必要になります。消費税は難解な税ですので、どちらが節税になるかは顧問の税理士にご相談してください。
今まで簡易課税にて不動産業を営んでいますが、来期にオフィスビルの建築を考えています。簡易課税のままで良いですか 「簡易課税」から「原則課税」に戻すことにより、消費税額が少なくなったり、還付を受けられる場合があります。「原則課税」に戻す場合にはその期が始まるまでに「簡易課税選択不適用届出書」の提出が必要です。事前に綿密なシミュレーションが必要ですので、顧問の税理士にご相談してください。
会社所有の土地を売却しました。顧問の税理士さんは消費税の納付額が増えると言っていますがどうにかなりませんか 消費税は「預かった消費税」から「支払った消費税」を差し引いて納付するのが基本です。但し、土地のように非課税の資産を多額に売却した場合は、「支払った消費税」が全額差し引けないことがあります。その場合には救いの手が使える事があります。是非ご相談ください。
取引先のお礼には「商品券」と「現物」のどちらが良いですか 同じ金額のものを渡すとしても、商品券や現金では消費税を支払ったことになりません。物を購入して渡したほうが、消費税を支払ったということになり有利です。
増員計画があります。人を雇うのと派遣社員の利用はどちらが良いでしょうか 社員に対する給与は消費税を支払ったことになりません。一方、派遣社員を利用したことによる派遣会社への支払いは、外注費として消費税を支払うので、消費税を控除することができます。

○ その他

項目

お金が
必要か

備考
役員退職金・従業員退職金用の保険は掛けていますか 養老保険等保障の面だけでなく、節税にも効果のある保険があります。但し、保険は数多くの種類があり、御社の状況によって様々な加入方法が考えられます。詳しくは顧問の税理士にご相談してください。
別会社の設立の検討 利益が分散でき、交際費の枠も広がります。また資本金の額によっては消費税も2期免税となります。但し設立費用・事務負担は発生します。